結婚式場=みんなの試験会場

晩婚が定着してきている現代。それだけならまだしも、そもそも将来結婚をするかどうかわからないという考え方をする人口が増え、それに対してはさすがに困ると市町村側が婚活を企画するような状況が現在です。確かに今まで人は大まかに言えば「誕生→結婚→出産→死亡」というサイクルの中で生きてきたと言えます。これはどこの国でも共通ですから、さすがに行政側も現状を放置しておけないでしょう。

さて、その「結婚」の儀式は結婚式場で執り行われる事が多いですが、皆さんは結婚式場をどのような場所であると思いますか?何度か結婚式に招待された方であれば、ただ単に結婚の儀式を行う場所という一言では済まない事に気付くと思います。端的に言いますと、みんなの試験会場であると考えられます。まず新郎新婦の立場で考えてみます。どの式場にするかを選ぶわけですが、この時点で既に二人の力量関係やコンビとしての結束力が現れます。

新婦側の希望を叶えてあげられるのであれば、要望に応じた度量や年収が必要でしょう。あるいは希望する結婚式場が予算に合わない場合は、二人でいかに希望を叶えつつコストを下げるか、協力して取り組むでしょう。結婚式場はなんでもかんでもお任せにすると実は結構割高なので、例えば自分達で席次表を用意したりとか、演出内容の一部を企画してこちらでやりますとしたりする…つまり、結婚式場側の仕事を削減してやればコストも削る事が出来ます。そしてどのような気質、身なりの参列者達が顔を揃えるのか、これも今まで二人がどのような考え方、性格で生きてきたのかが反映されます。

類は友を呼ぶとはこの事です。最後に忘れてはいけないのが、参列者側の立場。参列者同士でお互いに見られていますし、新郎新婦との当日の関わりもある事から試験を受けているという事をお忘れなく。

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