イギリスの結婚式は教会がメジャー

イギリスの結婚式は、あまり派手ではありません。最もシンプルなのが戸籍登録所で結婚式を行うことです。信仰している宗教に関係なく、法的手続きのみを行っています。婚姻登録専用の部屋が用意され、中は高級ホテルのようなデザインです。

花が生けられており、親族や結婚の証人用の席があります。おめでたい日のスーツを着て、ブーケを持参して役所に行きます。手続きが終わると皆で写真を撮ったり食事を楽しんだりします。またイギリスで最も一般的なのは、教会での結婚式です。

イギリスでは土曜日に挙式するのが人気です。花嫁と花婿は自宅で身支度をします。イギリスでは結婚式の前日は、花嫁と花婿は顔を合わせてはならないという決まりがあります。しかし現在では、結婚する前から同棲するカップルも多いので、花婿が先に教会に行って花嫁が遅れて登場するスタイルに変わっています。

花嫁には運転手付きのベンツやロールスロイスのハイヤーのお迎えがあります。高級車よりさらに豪華にするには、馬車を使って教会に向かいます。教会に到着した花嫁は、父親と腕を組んでバージンロードを歩いて、花婿がいる祭壇に行きます。結婚式では、結婚の誓いや指輪の交換などを行います。

そして賛美歌を歌って、儀式が終了します。花婿と花嫁は参加者を残して、別の部屋に移ります。そこで結婚証明書にサインをして、二人で腕を組みながらバージンロードを歩いて教会を出ます。参加者は二人をドアの外で待ち、紙吹雪を使って祝います。

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