トルコの結婚式には前夜祭がある

日本では披露宴、結婚式、二次会を1日で行うので、時間的な制限があります。一方、トルコの結婚式には前夜祭があります。「ヘナの夜」といい、花嫁と女性の親族が集まってヘナの儀式を行います。形式的な儀式で、現在は男性も一緒にいることが多く、イベントの前に楽しく過ごす祭りです。

ヘナの儀式では、伝統的な衣装を着た花嫁が次々と訪れる男性の求婚を断り、最後に登場する花婿の求婚を受けます。トルコ独特の儀式で、トルコの結婚では多く見られます。トルコ人はラテン系民族の大らかさを持っています。時間の流れがゆっくりなので、結婚前夜祭の2日目に行われる披露宴に時間通り来る人は少ないです。

披露宴は堅苦しさがなく、和やかに進むパーティーのようなものです。新郎新婦がダンスをして、それに続いて参加者たちも一緒に踊って盛り上がります。披露宴では日本と同じように、ケーキカットやファーストバイトを行います。トルコの伝統的な結婚式では、神の前での誓いはありません。

新郎新婦の右手の小指に、ヘナを塗る儀式があります。同じように参加者の左手の小指にもヘナが塗られます。これは小指に塗られたヘナから新郎新婦に幸せが舞い込むことを願うのと同時に、自分にも幸せが訪れることを意味しています。トルコにはウェディングドレスがありません。

花嫁の衣装は真っ赤なベールと、赤いトルコの民族衣装です。トルコにとって赤はめでたい祝いの象徴で、神聖なヘナの夜にも使われます。ブライダルフォトのことならこちら

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